usaginekoのブログ

子供がいない結婚生活

義理母

義理母は、細かい性格で、きれい好きで、おしゃべり好きで、その辺の人によく声をかけていた。大雑把で大人しい私とは、正反対の性格だった。一緒に住んでいたら、色々言われて大変だったと思う。

大きな声で話すから、気が強そうにみえた。旦那が家出する気持ちがわかるでしょ?っといったが、わかるような気がした。最初に会った時は、こわいと思った。結婚したといきなり報告しにいったことも悪かったのかもしれない。

そして、数ヶ月後に、義理母は、会社に休みをもらって、私の実家と私たちの家にきた。結婚する前に、私の父の土地にすでに私たちの家を建てていた。私の実家は、金はないが、本家なので、土地もあり、家は、当時築20年くらいだか、バブルのあとに建てたこともあり、大きめで、父が庭にこだわりを持っていたのと、母の花好きがあり、庭も立派にみえる。私の家は小さいけど。義理母は、本当にうちの息子で良いのか?と、よろんでくれていた。

ディズニーランドや地元の観光地につれていった。はしゃいでいた姿が昨日のことのように思える。

あれから、一度もこちらにはきていないが、私たちは、年に一回か二回、北海道に行った。義理母は、色々なところにつれて行ってくれた。ウェディングドレスも着ていなかったので、サプライズで着せてくれた。北海道の色々なものを送ってくれた。

何でも思ったことをいうタイプにみえたけど、私が子どもが出来ないことは、七年半、一度も口にしたことはなかった。そして、癌が肝臓に転移したことも誰にも言わなかったんだね。色々してもらったのに、何もしてあげれなかった。ありがとうございました、お義母さん。良いお姑さんでした。