usaginekoのブログ

子供がいない結婚生活

義母の一周忌まで 人が死んだら本性がわかる13

お盆が終わり、私達の会話の8割は、親戚の悪口になっていた。

じーちゃんとは、よく電話をしていた。おじの子ども夫婦に赤ちゃんが出来たと知らされた。私は、従兄弟が多いし、誰も従兄弟に出産祝いをあげていないし、子どもがいないので、あげたくはなかったけど、じーちゃんが、内地でも、そうだろうけど、北海道では、一ヶ月以内にお祝いをあげるんだよって言ってたので、あげろってことだなと思った。この旦那の従兄弟は、私達が結婚したときは、独身だったのでお祝いもらってないのに、私達も義母も結婚祝いをあげて、さらに、新婚旅行に行くと言うので、3万円と、タオルのセットを送ってあげたのに、それが着いたとも、ありがとうとも、連絡をよこさず、ムカついていた。ネットで、新婚旅行のお小遣いをもらったら、お土産を買ってくるのが、常識と書いてあったけど、何日たっても、連絡もお土産もなかった。だから、お祝いなんか、あげたくないけど、しょうがないから、あげることにした。ちょうど、おじから、一周忌によぶ人のリストが送られてきていて、電話番号がわからない人がいるから、返信用葉書に電話番号書いてもらって、新しいリスト作って送ってくれと言われていたので、そのリストと一緒に、おじにわざとお祝いを送ろうと考えた。さすがにおじなら、お礼くらい言うだろう。

法事の案内状は、頼むと高いので、自分で作成した。じーちゃんは、早く出せと言うし、おじは、早く出したら、予定も分からないし、忘れるだろうから、一ヶ月前に出せと言った。1月5日にやるので、年末年始の休みがあるし、早く出した方が良いと思った。私達や式場の人も早く何人来るのか知りたいので、おじの意見は無視して11月の初めに案内状を出した。まあ、おじには案内状出さないので、わからないだろうと思った。おじのリストが間違っていて、戻ってきた葉書があったが、香典帳を見直し、住所が書いてあったので、もう一度出した。二度目は着いたみたい。早く返事が来たので、人数が確定し、電話番号も書いたリストを作り、おじにそのリストと従兄弟の出産祝いを同時に送った。さすがに、おじからのお礼の電話はきた。ちょうど、着いた次の日に孫に会いに行く予定だったみたいで、渡しておくと言っていた。従兄弟からのお礼は、やはり今回もなかった。

           つづく

義母の一周忌まで 人が死んだら本性がわかる12

北海道にいる間に、一周忌の話になり、葬儀社の人もじーちゃんの互助会の契約で来ていたので、パンフレットをもらったけど、料理が高くて、びっくりした。じーちゃんは、高いと言って、そこでやらなくていいと言った。冬でもじーちゃんは、お寺で法事をしていたのに、おばは、私達に、お寺は寒いから、式場でやれと言った。パンフレットのお返しはつまらないから、私の地元のやつを出せと言った。高い品物で、いくらすると思ってるんだと思った。それをおじに電話して、式場でやるような雰囲気になっていた。

なんだかんだで、お盆になって、北海道に行った。飛行機代は高かった。私の地元では、新盆見舞いをもらえるけど、北海道では、もらえなかった。そういうものみたいだけど。私は妹と親に新盆見舞いをもらっていたので、全部で6万円、じーちゃんに渡した。おば夫婦やおじ夫婦は、お菓子を持ってきて、今までは、私達が食費を出していた感じだけど、お金をじーちゃんに渡したことで、じーちゃんがみんなの食事代を出してくれた。それは、気持ち的に良かった。じーちゃんは、あとで、私の親と妹に北海道で有名なお菓子を送ってくれた。

お墓参りに行った。何故か、お墓で弁当を食べるという風習があり、なんだかなと思ったけど、食べた。義母の納骨堂にもみんなで、お墓参りに行った。その時に、管理費の請求は、どっち(じーちゃんちか、私達んちか)にすれば、いいかと、お寺の人にきかれて、おじが、私達に全部請求してくださいと言った。おばが、檀家のお金9000円は、私達は、檀家じゃないから、じーちゃんちにしてくださいと言ってくれた。私達は、納骨堂の管理費と供養代3000円だけで、すんだ。おばは、義母をお墓に入れたくないと言ったおじに、何で兄弟なのに、入れないの?と言ってくれたこともあり、お墓のことに関しては、おじに対して怒ってくれていた。

旦那のいとこ二人は来たけど、どっちの嫁さんも来なかった。お盆の親戚付き合いが嫌だとか、テレビでやっていたけど、そんな感じだった(笑)。

義母の友達や旦那の同級生達も来てくれた。花を送ってくれた人もいた。

一周忌の話になった。私の家では、法事をやらないし(仏教でも宗派?が違うらしい)、私達は、やりたくなかったけど、私の母が、一番寂しいのは、じーちゃんで、法事をやらないとみんなが集まらないし、可愛い娘(義母)の供養をやりたいだろうから、じーちゃんが生きているうちは、法事をやってやれと言っていたので、一周忌のことは、じーちゃんに、最終決定してもらうことになった。

じーちゃんは、一周忌を式場で、やらなくていいと5月に言っていたが、忘れたのかな?結局、式場で、しかも、じーちゃんとばーちゃんの兄弟達もよぶことになった。おばは、じーちゃんやばーちゃんが亡くなったら、よぶけど、順番間違えて、亡くなったから、よばなくていいんじゃない?とじーちゃんに言ったが、じーちゃんは、その時に、自分はそこにいない可能性もあるので?よびたいみたいだった。

そういうことで、一周忌は、式場で、じーちゃんとばーちゃんの兄弟もよんで、やることになった。

おじ夫婦は、さっさと、おじの奥さん(旦那のおばであるけど)の実家のお墓参りに行くのに帰った。あっさり帰るんだねと旦那の従兄弟(おばの子ども)が言っていた。

帰りは、北海道の大学に入学した甥っ子と一緒に帰った。レンタカー迎えに行き、サービスエリアによったり、新千歳空港で美味しいもの食べたり、甥っ子と楽しい時間を過ごせて、最近、北海道では、辛いことしかなかったけど、楽しい時間を過ごせた。

空港に妹の旦那と姑と舅が迎えに来ていた(妹は仕事)。妹の家で、ご飯をよばれ、久しぶりにあう甥っ子とみんなで、色々話をして楽しかった。そんなお盆だった。       

           つづく

義母の一周忌まで 人が死んだら本性がわかる11

北海道に5日位滞在した。義母が亡くなってから、義母の預金を調べたり、保険会社に問い合わせたり、携帯の解約や、クレジットカードの解約や、準確定申告や、相続税の申告や、病院等の支払いや色々やって、もう、お金関係は大丈夫かなと思ったところに、ちょうど、北海道にいるときに、相続放棄期間が過ぎた頃にくる支払いの請求がきた。25万円位。

義母は年末に退職して、1月3日に入院し6日に亡くなっているが、国保に切り替えていなく、会社の保険証を出していた。相談があると言っていたが、このことだったのだろうか?

相続放棄していないなら、葬式代5万円出すから、払えと健保の人に電話で言われた。私は、市役所に電話して、事情を説明し、過失がないことを伝え、死んでから、国保に入り、一ヶ月分の保険料を払い、健保に払った領収書を提出して、その分、返してもらった。

義母は亡くなる前に、義母の姉(旦那のおば)に通帳がある場所を教えていて、400万円位、通帳にあったのは、おばにばれていたが、おじやおば達は、私達に金の要求ばかりするので、旦那には、保険会社から入った金があったけど、それは、黙っておくように言った(旦那は単純で聞かれたら、素直に言うタイプなので)。

義母が入っていた互助会の積立金は、義母の葬式で使ってしまったので、じーちゃんに頼まれて、葬式でお世話になった葬儀社の方にじーちゃんちに来てもらい、じーちゃんとばーちゃんの分、互助会に入る契約を一緒に話をきいてした。義母の口座から、じーちゃんの携帯代がひかれていたけど、じーちゃんの口座から、引き落としになるように、ショップに行った。数ヶ月分の携帯代は私が払ったので、じーちゃんが私に返そうとしたが、おばが、二人で働いているから(旦那と私で)、私に払ってもらえと言った。大した金額じゃないし、最初から返してもらうつもりはないのに、少しムカついた。

遺品整理は、まだ終わらないけど、とりあえず、フェリーに車を乗せて帰った。帰りにガソリン安いと思って入れたら、税抜き価格で表示されていて、騙された。フェリーに乗る前にじーちゃんと、義母の友達に、無事にフェリー乗り場についたよと電話した。

              つづく