私の実家や周辺では、見たことも聞いたこともないし、旦那さんの話を聞くまでは、全然、知らなかったことだが、旦那さんの実家では、毎月、お寺さん(お坊さん)が、来る。一番新しい仏様の月命日にお経？をあげにくるらしい。旦那さんのじいちゃんは、実の母親がじいちゃんが産まれてすぐに亡くなり、子どもがいない近所の夫婦が育ててくれていたが、結局、その夫婦の養子になったらしい。じいちゃんは、実の親ではないが、一生懸命育てくれた養親にとても感謝をしていて、毎月、月命日には、お寺さんをよんでいたらしい。素晴らしい養子だ。

現在、じいちゃんは、自分の娘(義母)が亡くなり、毎月、娘の月命日に、お寺さんをよんでいる。その日に、私は、じいちゃんに電話をすることにしている。本当は、毎月、お布施を払うのもったいないと思っているし(お布施代、二十万円をじいちゃんに渡している。今は、十二万円位残っているらしい)、お寺さんをよんでも、何も変わらないと思っているが、じいちゃんは、一生懸命、供養しているので、私は、じいちゃんにお寺さんのこと、よろしく頼みます、と言って、元気なのかとか、北海道は寒いかとか、最近あった出来事等、世間話をしている。全然、宗教には、興味がなかったので、仏教は、仏教と思っていたが、私の実家と旦那さんの実家とは、宗派？が違うみたいだ。色々違う。旦那さんの実家の宗派の方が、色々、細かそうだ。

義母の三回忌は、じいちゃんが、やれとは言わないので、やらないつもりだ。一周忌で、じいちゃんは、疲れたと言っていた。ばあちゃんやじいちゃんの兄弟も歳がいっているので、雪の中、来るのは大変だろう。私達も年末年始に北海道に行くのは、雪も降っているし、お金もかかるし、大変だ。一周忌を凄く立派にやったので、義母も満足していると思うし、樹木葬にしようとしていた義母は、三回忌もやれとは、思っていないと思う。私は、義母を思いだし、忘れないことで、供養しようと思う。