パパは、透析の前に内科の診察があった。いつもより、早く家を出た。受付をして、内科の前に行ったら、パパの同級生が2人いた。パパは、嬉しそうだった。一人は、以前仕事を頼まれたので、知っている人だった。百万人に一人の鼻の癌になって、内視鏡手術で、助かった話、膝が痛いから、二週間に一回、ヒアルロン酸を入れにきている話等、病気の話をしていた。

パパは、大腸に腫瘍があるので、いずれ癌になるから、手術するかしないかの話をした。担当医は、手術の紹介状を書いて、用意していたが、パパは、まだ、しないと答えた。9月にまた検査をしてから決めることにした。パパは、新聞で、コロナウイルスの院内感染の記事を熱心にみていたから、それで、今は、入院したくないのかもと、ママが言っていた。

診察が終わって、会計のところに行くと、来週からは、体温を測って、37度5分以上あったら、病院に入れないと書いてあった。車の中で待機だそうだ。よくみると、いつもあったソファーがなくなり、イスが一つずつ離れて置いてあった。コロナウイルス対策だろう。普通の風邪も引いてられないなと思った。コロナの影響か？、病院に来ている人もいつもより少ないと思った。みんなマスクをしているけど、マスク持っていて、すごいなと思った。最近、マスクを売っているのなんてみたことない。今日は、診察の付き添いだから、パパのマスクを借りて、久しぶりにマスクした。