usaginekoのブログ

子供がいない結婚生活

思い出すのは嬉しそうな笑顔

義母の一周忌が終わって、まだ、三回忌があるから、何をおじとおばに言われるか、わからないから、油断は出来ないけど、自分達では、三回忌はやらないか、やっても、おじとおばは、よばないつもりなので、あとは、怖いものはない(笑)。

9年前、結婚が決まりと言うか、家を先に建ててしまったので、いつまでも、籍を入れないでいるわけにはいかず、ママに急かされて、結婚することになり、北海道に挨拶に行った。旦那は、高校生の時から、彼女を義母に紹介してきたみたいだが、義母にとっては、あまり良い印象の彼女ではなかったみたいで、私もそのような感じの人だと、義母は、想像していたのだろう。冷たい態度をとられたが(一人息子を遠いところに婿に出すので、当たり前だが)、仕事の休みを取って、こちらに挨拶に行くからと、結婚に反対はしていなかった。

義母は2カ月後に来た。泊まるホテルを取っておいてと言われたが、近くにないので、家に泊まることになった。100メートル先に実家があるが、私の両親に会い、何だか、ほっとした感じで、とても嬉しそうにしていたのが、一番心に残っている。私の親がすぐ近くにいること、農家なので、仕事に困らないこと、きちんと家があること?、実際にこっちに来て、どんな環境で生活しているかをみて、安心したんだろうと思う。義母は、すごく喜んでいた。私も嬉しかった。毎年、春と秋に北海道に会いに行った。家出した息子が帰ってくるようになったので、義母は、遠く離れていても、安心したのだろう。電話をよくかけて話をし、果物や野菜やお米を収穫時期に送った。旦那は、こちらに来てから、一度も会社を辞めていない。義母は、仕事を辞めることを心配していたが、真面目にやっているので、安心して、あの世に行ったと思う。遠くに息子を連れてきてしまった負い目があったが、義母が早く亡くなってしまった今となれば、あの意地悪な親戚がいる地元より、こっちに来て、正解だったと思う。