usaginekoのブログ

子供がいない結婚生活

義母の一周忌まで 人が死んだら本性がわかる18

じーちゃんは、今まで、後からもらった香典等を渡してくれていた。じーちゃんの付き合いでもらったものだから、私達は、じーちゃんがもらえばいいのにと言ったが、それでも、私達に渡してくれていた。だけど、年末にじーちゃんが、喪中のはがきを出して、遠い親戚が、亡くなったことを知らなかったからと、お花代をもらったみたいだが、その時に、おばがいて、それは、じーちゃんがもらっておきなとでも、言ったのだろう。それをおじが電話してきて、お花代もらったから、香典帳に書いておけと言った。お返しはしたから、しなくていいと。もらってないのに、何で香典帳に書くんだよって思った。

おばやおじ達に法事の金、いや、その他の金も私達には、一切出すなとじーちゃんは、言われていたのだろう。だから、大した金額ではないお酒のお返しも、買うことが出来なかったのだろう。私達に悪いと思って、お酒の事は、言わないでいたのに、KYなおじが直前に電話してくるから、重いお酒を持っていくはめになった。

じーちゃんは、自分で字を書くことを嫌がるのに(いつも字の上手いおばに頼む)、じーちゃんの字で書いた香料を内緒で、式場の人に渡したていた。じーちゃんは3万円くれていた。そして、今までもらった香典等(遠い親戚にもらった花代も)を私に渡そうとして、おばに見つかり、睨まれたので(おじから来た電話のこともあり、じーちゃんがもらうものだと、おばは思っているとわかった)、じーちゃん、これは、お花代だから、じーちゃんがもらってと返した。それでも、一周忌に来られないじーちゃんの兄弟がくれた一周忌の香料はもらった。あとで、お返しした。そして、じーちゃんは、いつも、帰りにお小遣いをくれていたが、おばがいたので、渡せずにいたみたいだった。おばが布団を押入れにかたしていて、旦那が手伝えばと言うので、手伝いに行こうとしたら、おばとじーちゃんがこそこそ話をしているのをきいてしまった。じーちゃんは、私達にお金を渡すと怒られるので、私の親や妹が、一周忌に色々くれたから、帰りにお土産を買うようにと、私達じゃなく、私の親や妹にと、じーちゃんがおばに言って、私達に渡してくれた。

じーちゃんの金は、私達には、一切渡したくないみたいだった(自分の相続分が減るからだろう)。旦那も相続人なんだけど。

今までの事を考えると、おばは金に汚かった。法事も結婚式も黒字にしたと言っていた。おばの子ども(旦那の従兄弟)が、私に違う従兄弟の出産祝い、いくら出したの?って、きいてきたので、一万円と言った、横から、おはが、あんたは、出さなくていいと言っていた。今回の一周忌も出さないでいいと言ったのだろう。義母の金目のものは、持って行き、私達が、買い物に行ったら、何々買って来て、あとで金払うからと言って、いつも、払わなかった。この一年で、よく分かった。義母が親の面倒をみていたので、義母が兄弟を仕切っていたのだろう。その義母がいなくなったら、やりたい放題だった。私がお風呂に入っている時等に、旦那に義母の事を色々言っていた。

だまって、一年我慢して、言われたこと、きちんとやってきた。金もたくさんつかい、仕事が忙しい中、北海道に6往復した。私は、血の繋がりもない付き合いも浅い義母の為に、一生懸命にやった。立派過ぎる法事だったねと、ほめられたと言ったら、社交辞令だよ、あそこの法事では、あれしかなかった、これしかなかったって言われるんだからと、おばに言われた。法事を黒字にするあんたに言われたくないわ。お前の妹の為にやったのに、嫁なら当たり前とか言うし、金に汚く、心も最悪なおばだった。

         つづく

義母の一周忌まで 人が死んだら本性がわかる17

一周忌が無事に終わって、じーちゃんちに戻った。式場の人にそのまま渡しますと、頂いた香料をもらった。中身を確認した。じーちゃんとばーちゃんの兄弟やその子ども(義母の従兄弟)、義母の友達は、一周忌でどんだけお金がかかったのか、知らないので、香料は、一人あたり一万円だろうけど(ばーちゃんの兄弟は人数が多いので、一万円と決まっているらしい)、おばやおじは、高いことや、義母の為もあるけど、何より、じーちゃんの為に、じーちゃんやばーちゃん兄弟をよんでいることを知ってるし、あれこれ口を出してきたし、葬式の時にある程度の金を渡しているし、義母が亡くなる前までは、お祝い等も普通にくれていたので、おばとおじは、多めに出してくれるかなと旦那は少しだけ期待していた。血がつながっているから、信じたい気持ちもあったのだろう。それがなんと、一家族(おじおば夫婦、その子ども夫婦、子ども夫婦の子ども二人)で、2万円だった。来ただけで、7万円かかるのに、2万円は、ひどい。まあ、お金の問題じゃないが。義母のお墓参りに行ってくれるなら、いいなと思ったが、疲れたから、行かないと言って結局、私達と、おばの旦那しか、お墓参りに行かなかった。墓は、一キロ位しか離れていない場所にあるのに。お墓には、綺麗な花が飾られていた。義母の友達や会社の人にじーちゃんが、墓の場所を教えたと言っていたので、友達か会社の人が来てくれたのだろう。法事やるより、ずっと供養になるなと思った。命日にも、じーちゃんちにいくつかの花が送られてきていた。法事は何の供養にもならないと思い、私達は、三回忌は、やらないと決めた。そして、私達は、子どもがいないから、もらえることはないけど、一応、お年玉袋を持ってきていたが、香料の金額をみて、旦那と相談し、あげないことにした。去年、5万円あげたから、いいだろう。子どもも私達がケチとは、思わないだろう。思っても、どうでもいいけど。

じーちゃんは、義母と一緒のお墓に入りたいので、墓に義母の名前を彫ったが、おじには、じーちゃんの気持ちは、わからないのだろう。義母のお墓は、納骨堂のままだ。じーちゃんは、墓の問題で泣いていた。私達もお金の問題より、その事が一番悔しかった。

私達が用意したお供物や頂いたお供物、わざと多く用意したお返しもの(じーちゃんにあげるのと、仏壇におく、日持ちするものもあった)が、葬式の時と同じように全ていつの間にか、おばやおじ達に持って行かれた。のし紙だけ渡されて、香典帳に書いておけと、おじに言われた。私達は、祖父母の兄弟の法事によばれる事はないから、お前が書いとけ、くそジジイと、心の中で思った。

私達とおばは、じーちゃんちに泊まり、他の人達は帰った

            つづく

義母の一周忌まで 人が死んだら本性がわかる16

飛行機も、無事に飛び、北海道に着くことが出来た。

じーちゃんちに送ったお返しものに、自分で作ったのしと案内状をつけた。多めにお返しものをじーちゃんちに送っていたので、一つは、じーちゃんがいつもお世話になっている向かえの人にあげた。朝になり、親戚の人達がじーちゃんちにきた。式場は、じーちゃんちの近くにある。ばーちゃんの妹さんが、よく法事やったねと、私と旦那とじーちゃんにプレゼントをくれた。従兄弟達も来て、出産祝い等をもらっていた。おじは、2ヶ月の孫を紹介したくて、法事に連れてこさせたのではないか?と私達は思っていた。親戚と義母の友達が来る前に私達は、早めに式場に行った。

1月5日の法事なので、絶対、葬式と重なるなと思っていたけど、やはり、葬式があり、花代は、払うけど、葬式の人の花をついでに使ってくれていたので、お葬式と同じくらいの花で、葬式みたいな法事が出来た。25000円の花代だが、得した気分だった。私達が食事をしているときに、こつあげ法要?をあちらは、していた。あちらさんは、泣いているのに、私達は、楽しいそうに食事をしているので、トイレに行った人は、睨まれたと言っていた。凄い食事でみんなびっくりしていた。私はわざわざ、遠いところからきて法事して、大変だったねとか、素晴らしい法事だったねとか、旦那は、家出した息子がきちんと法事するなんて、どんな立派な家にお婿さんに行ったんだとか、言われた。みんなのところに、飲み物持って、挨拶やお礼をして回った。義母の話をする人は誰もいなかった。法事は、亡くなった人の話をするとネットで読んだけど、誰も話をしなかった。親戚のほとんどは、義母の従兄弟だ。あまり、義母を知らないのだろう。旦那が最後にお礼の挨拶をして、お返しものを渡し(お返しものももらえるのと、びっくりしていた人もいた)、無事に一周忌が終わった。

           つづく