usaginekoのブログ

子供がいない結婚生活

義母の一周忌まで 人が死んだら本性がわかる2

義母は、肺にガンが転移したあと、3年後位に、肝臓にも転移したことを誰にも話していなかった。そういえば、その頃、私達が結婚式をあげていなかったので、ウェディングドレスを着せてくれて、旦那との写真を撮ってくれたり(20何万円か、払っていた)、高い旅館に連れていってくれたり(25万円位払っていた)、色々としてくれた。あとから知ったが、旦那の死亡保険は、義母が払っていて、受取人も義母だったが、解約金をもらっていて、私達に使ってくれたみたいだ。

義母は、11月の終わりから12月の始めに入院して、入院していることは、私達には、知らせなかった。電話を何回か、かけても出ないし、かかってくることもなかった。退院してから、電話があったが、旦那の入院保険は、受取人は、私にするから、私達で払ってと言ったり、携帯は2つ持っていたが、1つは解約するからと言ったりしていたので、仕事をやめるのかなと、その時は、思った。義母は、歳をとったら、あまりお金かからないようにしたいからと言っていた。

今思えば、義母は、この時、体調が悪く、ガンの治療をやめ、緩和ケアの体制に入ると決めていたのだろう。

普通に正月を過ごさせてあげたいと思い、体調が悪いことを、私達には、知らせないように、旦那のおじ(義母の弟)とおば(義母の姉)に言っていたみたいだ。

お正月になり、挨拶をするのに、じーちゃんちに電話したら、義母が出て、すぐにじーちゃんにかわるねと言って、じーちゃんに明けましておめでとうございますと言った。義母は、病院で働いていたので、いないだろうと思って、今日はお義母さん、いるんですねって、何も知らない私は、言った。12月末に仕事をやめていたと、あとから、知った。

初詣に行ったり、親戚と飲み食いをしたり、2日まで、普通の正月を私達は、過ごしていた。

              つづく