usaginekoのブログ

子供がいない結婚生活

最期まで

亡くなった伯父は、最期まで、死ぬつもりはなかった。力がなくなって、歩けなくなってもリハビリをし、人参の出荷をしようとしていた。余命宣告はされていたけど、伯父の性格を考慮し、誰もそのことは告げなかった。伯父の亡骸は、骨と皮になっていた。目は、ドナーにあげることになっていて、亡くなってすぐに目はとられていた。中に代わりのものを入れてあるみたいだが、目を瞑っているので、わからなかった。7日に亡くなり、私は、8日、9日と着ぐるみを着るのを頼まれていて、代わりがいなかったが、伯父の通夜が10日、告別式が11日なので、予定通り、着ぐるみをきた。12日は、研修会と理事会があり(会計なので、休むことが難しい)、13日は、パパの手術で、変更することが難しい予定がつまっていた時期だったが、通夜と告別式は、かぶらなかった。最期まで、気遣ってくれたような感じだった。伯父の血筋は、癌家系だった。伯父の母、妹、姪は、子宮がんで、早くに亡くなっている。弟も、今、癌らしい。父は怪我で、やはり、早くに亡くなっている。その中では、長生きした方だ。近くに住んでいて、いるのが当たり前だった伯父。ものすごくお世話になった。寂しさと感謝の気持ちでいっぱいだ。今日は、何もなかったかのように振る舞っていたが、心はどこか、あっちの方にいた。